Macha
ヘルプデスクの基本概念

サイドカンバセーション

定義

サイドカンバセーションとは、メインのサポートチケットから分岐させた別スレッドのことです。社内チーム、取引先、他部署といった別の参加者とやり取りでき、顧客に見える会話を煩雑にせずに必要な情報を集められます。

別名: 子スレッドサイドスレッド社内スレッド

仕組み

チケットの対応中に、担当者はサイドカンバセーションを開始して、メインのスレッドの外にいる相手を巻き込みます。在庫について倉庫にメールする、不具合についてエンジニアリングに連絡する、承認を上長に求める、といった場面です。そのやり取りはチケットに紐づいて残りますが、顧客からは見えません。

単なる内部メモとは違い、サイドカンバセーションは独自の宛先とチャネル(メール、Slack、リンクされたチケット)を持つ完全な双方向のスレッドです。そのため、往復のやり取りが元の問い合わせに紐づいた 1 か所にまとまります。

なぜ重要か

チケットを解決するために必要な社内調整を、顧客の目に触れさせずに記録として残せるのがサイドカンバセーションです。顧客側にはすっきりしたスレッドだけが見え、担当者の側にはすべての社内やり取りがチケットに紐づいて残ります。監査のため、次に引き継ぐ担当者のため、そして実際にどう解決されたのかを AI に学習させるためにも役立ちます。

よくある質問

サイドカンバセーションと内部メモは何が違いますか?

内部メモは、同僚に向けてチケットに残す一方向のコメントです。サイドカンバセーションは独自の参加者とチャネルを持つ完全に別のスレッドで、チケットを離れることなく第三者と実際にやり取りできます。

顧客にサイドカンバセーションは見えますか?

いいえ。サイドカンバセーションは設計上あくまで社内用です。調整のためにチケットから分岐し、顧客に見えるスレッドには表示されません。

関連用語

サポートチケット

サポートチケットとは、顧客からの依頼や問題を 1 件ずつ追跡できるようにした記録です。作成から解決まで、会話の全文と、ステータス・優先度・担当者・タグといったメタデータを保持します。.

人への引き継ぎ

人への引き継ぎとは、お客様に関わることには必ず人を介在させるという Macha の原則です。最も具体的な形は、対話型チャットで書き込み操作の直前にエージェントを一時停止させる確認ゲートと、難しい案件をチームに回すエスカレーションの型です。.

共有受信トレイ

共有受信トレイとは、support@ や help@ のような 1 つのメールアドレスをチーム全体で共有し、一緒に運用する仕組みです。誰がどのメッセージを担当しているかが見えるため、返信の漏れや重複が起きません。.

エスカレーション

エスカレーションとは、いまの担当者では解決できないとき、あるいは SLA 違反のおそれがあるときに、サポートチケットを上位のティア、専門担当、マネージャーへ引き上げる手続きです。.

エージェントワークスペース

エージェントワークスペースとは、サポート担当者が自分の仕事、つまりチケット、ライブチャット、顧客の文脈、各チャネルを 1 画面で処理できる統合インターフェースです。返信のためにツールを行き来する必要がなくなります。.

アイデアを実装に

Macha は既に運用中のヘルプデスク (Zendesk、Freshdesk、Front、Intercom、Gorgias) の上に載る AI エージェント層です。

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