顧客努力指標(CES)
定義
顧客努力指標(CES)とは、お客様が問題を解決する、あるいは要望を完了させるまでに、どれだけ手間をかけなければならなかったかを測る指標です。通常は対応後の短いアンケートで測定します。
計算方法
「問題の解決はどれくらい簡単でしたか」といった質問を、同意・非同意の尺度(多くは 1〜5 または 1〜7 で、数字が大きいほど簡単)で尋ねます。CES は平均点として報告するか、「簡単だった」という回答(上位の評価)÷ 総回答数 × 100 の割合として報告するのが一般的です。
例を挙げます。300 人が回答し、そのうち 240 人が上位 2 段階の「簡単だった」を選んだとします。CES = 240 ÷ 300 × 100 = 80% が低努力、ということになります。平均値(たとえば 7 点満点で 5.8)で報告するチームもあります。
なぜ重要か
手間の大きさは、愛着を予測する最も強い要因のひとつです。助けを得るのに苦労したお客様は、最終的に問題が解決したとしても、はるかに解約しやすくなります。手間を減らすこと(たらい回しを減らす、同じ説明を繰り返させない、セルフサービスを速くする)は、お客様を感動させることよりも継続率に効く場合が多いのです。
よくある質問
顧客努力指標はどのくらいなら良いのですか?
簡単さを測る尺度なので、高いほど良い指標です。低努力の回答が大多数を占める状態が目標になります。ほかの CX 指標と同じく、固定のベンチマークより、推移と、業務を変えたときにどう動くかのほうが重要です。
CES は CSAT とどう違いますか?
CSAT はお客様がどれだけ満足したかを尋ねます。CES は助けを得るまでにどれだけ骨を折ったかを尋ねます。手間の少なさのほうが、単一の満足度評価よりも愛着を確実に予測する傾向があります。
関連用語
顧客満足度スコア(CSAT)
顧客満足度スコア(CSAT)とは、特定のやり取りや体験にお客様がどれだけ満足したかを測る指標で、通常は対応後の短いアンケートから算出します。.
ネットプロモータースコア(NPS)
ネットプロモータースコア(NPS)とは、企業・製品・サービスを他者にどれだけ勧めたいかを 0〜10 の尺度で測る、顧客ロイヤルティの指標です。.
初回解決率(FCR)
初回解決率(FCR)とは、1 回のやり取りだけで完全に解決し、追加のやり取りも折り返しも再オープンも発生しなかった案件の割合です。.
セルフサービス率
セルフサービス率とは、ヘルプセンター、FAQ、ポータル、自動化といったセルフサービスの手段だけで解決した顧客の疑問の割合です。サポート担当者への問い合わせを必要としなかったものを指します。.
顧客解約率
顧客解約率とは、一定期間に取引をやめたお客様、つまり解約した、更新しなかった、利用が途絶えたお客様の割合を、その期間の開始時点の顧客数に対して表した指標です。.
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Macha は既に運用中のヘルプデスク (Zendesk、Freshdesk、Front、Intercom、Gorgias) の上に載る AI エージェント層です。
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