ネットプロモータースコア(NPS)
定義
ネットプロモータースコア(NPS)とは、企業・製品・サービスを他者にどれだけ勧めたいかを 0〜10 の尺度で測る、顧客ロイヤルティの指標です。
計算方法
「当社を人に勧める可能性はどのくらいですか」と 0〜10 の尺度で尋ね、回答者を分類します。9〜10 が推奨者、7〜8 が中立者、0〜6 が批判者です。計算式は、NPS = 推奨者の割合 − 批判者の割合。中立者は母数には数えますが、スコアには反映されません。
例:200 件の回答のうち、推奨者が 120 件(60%)、中立者が 40 件(20%)、批判者が 40 件(20%)だったとします。NPS = 60 − 20 = 40。結果は −100 から +100 までの整数であり、パーセンテージではありません。
なぜ重要か
NPS は、ブランド全体へのロイヤルティと口コミの可能性を測る指標として広く使われています。1 回のやり取りを評価する CSAT と違い、NPS は関係性の全体を尋ねます。そのため、サポートや製品の体験が支持者を育てているのか、それとも解約リスクを育てているのかを、長い時間軸で追える指標になります。
よくある質問
NPS はどのくらいなら良いスコアですか?
業界によって異なりますが、プラス(0 超)であれば批判者より推奨者が多いことを意味します。30〜50 を良好、50 以上を優秀と見なす企業が多いものの、単一のベンチマークより時系列の推移のほうが重要です。
NPS と CSAT の違いは何ですか?
NPS はブランド全体へのロイヤルティと推奨意向を測り、CSAT は特定のやり取りへの満足度を測ります。答えている問いが違うため、両方を併せて使うのが最も有効です。
関連用語
顧客満足度スコア(CSAT)
顧客満足度スコア(CSAT)とは、特定のやり取りや体験にお客様がどれだけ満足したかを測る指標で、通常は対応後の短いアンケートから算出します。.
顧客努力指標(CES)
顧客努力指標(CES)とは、お客様が問題を解決する、あるいは要望を完了させるまでに、どれだけ手間をかけなければならなかったかを測る指標です。通常は対応後の短いアンケートで測定します。.
CSAT と NPS の違い
CSAT と NPS の違いとは、2 つの顧客体験指標の比較です。CSAT(顧客満足度スコア)は特定のやり取りへの満足度を測り、NPS(ネットプロモータースコア)はブランド全体への愛着と、人に薦めたいと思う度合いを測ります。.
VoC(顧客の声)
VoC(顧客の声)とは、アンケート、サポートチケット、レビュー、会話といったあらゆる接点から顧客のフィードバックを体系的に集めて分析し、顧客が何を必要とし、何を期待し、どう感じているかを理解する取り組みです。.
顧客解約率
顧客解約率とは、一定期間に取引をやめたお客様、つまり解約した、更新しなかった、利用が途絶えたお客様の割合を、その期間の開始時点の顧客数に対して表した指標です。.
アイデアを実装に
Macha は既に運用中のヘルプデスク (Zendesk、Freshdesk、Front、Intercom、Gorgias) の上に載る AI エージェント層です。
トライアルを開始