SLA ポリシー
定義
SLA ポリシーとは、ヘルプデスク内に設定する一連のルールのことです。優先度、チャネル、顧客のティアといった条件に応じて、初回応答時間や解決時間などのサービスレベル目標をチケットに割り当てます。
仕組み
条件を定義し(たとえば「優先度が緊急、かつ顧客がエンタープライズ」)、そこに時間目標を紐づけます(「初回応答は 30 分以内、解決は 4 時間以内」)。チケットが条件に一致すると、ヘルプデスクは SLA タイマーを開始し、目標に対して計測します。通常は営業時間だけをカウントします。
目標を達成できなかった場合、そのチケットには SLA 違反が記録され、アラートの発火、エスカレーション、再割り当てにつなげられます。顧客の返信待ちの間はタイマーが停止する設定が一般的で、担当者が自分では制御できない遅れで不利にならないようになっています。
なぜ重要か
SLA ポリシーは、サービスレベル契約が文書であることをやめて運用になる場所です。契約上の約束を、担当者が実際に目にするタイマー、アラート、エスカレーションに変換します。約束を守れていることを願うのか、守るよう仕組みとして促されるのかの違いです。
よくある質問
SLA と SLA ポリシーは何が違いますか?
SLA(サービスレベル契約)は約束そのもの、つまり応答時間と解決時間のコミットメントです。SLA ポリシーは、それを実際に運用するヘルプデスク側の設定で、チケットと目標を照合してタイマーを計測します。
SLA タイマーは 24 時間動き続けますか?
そう設定した場合だけです。ほとんどのチームは SLA タイマーを自社の営業時間に紐づけており、24 時間 365 日のサポートを提供していない限り、営業時間外はタイマーが止まります。
関連用語
サービスレベル契約(SLA)
サービスレベル契約(SLA)とは、サポート依頼に対して定められた時間内に応答または解決することを約束する取り決めです。優先度、チャネル、顧客のティアによって目標が変わることもよくあります。.
SLA 違反
SLA 違反とは、サポートチームがサービスレベル契約(SLA)で定めた目標を達成できないことです。たとえば、約束した時間内に初回応答を返せなかった、チケットを解決できなかった、といったケースが該当します。.
営業時間
営業時間とは、ヘルプデスクで定義する稼働スケジュール、つまり曜日、時間帯、タイムゾーンのことです。SLA のタイマーがいつ進むか、いつ返信が期待されるかを決めます。.
チケットの優先度
チケットの優先度とは、そのサポートチケットにどれだけ急いで対応すべきかを示すフィールドです。一般的には低・通常・高・緊急の 4 段階で、担当者や自動化が重要なものから順に処理できるようにします。.
エスカレーション
エスカレーションとは、いまの担当者では解決できないとき、あるいは SLA 違反のおそれがあるときに、サポートチケットを上位のティア、専門担当、マネージャーへ引き上げる手続きです。.
アイデアを実装に
Macha は既に運用中のヘルプデスク (Zendesk、Freshdesk、Front、Intercom、Gorgias) の上に載る AI エージェント層です。
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