サブエージェント
定義
Macha におけるサブエージェントとは、親エージェントが処理を委任できるエージェントです。割り当てられたサブエージェントは、親から見ると呼び出し可能なツールとして現れます。親はタスクを渡し、結果を受け取り、それを自分の返答に織り込みます。
仕組み
まず、役割を絞った専門エージェントを作ります。請求用、配送用、技術用といった具合に、それぞれ独自の指示、モデル、コネクタ、ナレッジを持たせます。次にそれらを親(ルーティング)エージェントに割り当て、どんなときに委任するかを親の指示文に書きます。実行時には、各サブエージェントが親から呼び出せるツールとして現れ、委任するかどうか、どんなタスクを渡すか、返ってきた結果をどう使うかは親が判断します。
エンドユーザーから見ると委任は意識されません。相手は 1 つのエージェントと話しているだけです。サブエージェントの実行はすべて、引き継ぎメッセージ、各ツールの呼び出しと結果、サブエージェントの最終的な返答を示す展開可能なカードとしてその場に記録されるため、自律実行でも監査可能な状態が保たれます。
権限とガードレール
サブエージェントの権限は、親がどのモードで動いているかによって変わります。対話チャットではサブエージェントは読み取り専用で、書き込みには必ず人間が関与します。自律モード(親がトリガーで起動した場合)では、その場に人間がいないため、サブエージェントも書き込みを実行できます。
- 深さの上限: サブエージェントのネストは 3 階層まで(A が B を呼び、B が C を呼ぶ)
- 循環参照は禁止。A が B のサブエージェントなら、B を A のサブエージェントにはできない
- 各エージェントの指示を絞ったまま保てるため、テストしやすく信頼しやすい
よくある質問
サブエージェントと 1 つの大きなエージェントは何が違いますか?
1 つのエージェントは、肥大化した 1 つのプロンプトであらゆるケースを処理します。サブエージェントは仕事を役割ごとの専門エージェントに分け、親がそこへ委任します。複雑さが増しても精度を保ちやすいのは後者です。
サブエージェントは自分で操作を実行できますか?
自律モードのときだけです。親が対話的に動いている間、サブエージェントは読み取り専用で、書き込みには人間の確認が入ります。親がトリガーで動いているときは、サブエージェントも書き込みを実行できます。
関連用語
エージェントオーケストレーション
エージェントオーケストレーションとは、複数の Macha エージェントと、それぞれが呼び出せるツールを連携させ、複雑なリクエストを適切なステップに分解することです。親エージェントが専門のサブエージェントに作業を振り分け、その結果をまとめて 1 つの返信にします。.
AI Agent Builder(AI エージェントビルダー)
AI Agent Builder は Macha の「AI で構築する」フローです。作りたいエージェントを普通の言葉で説明すると、接続済みの連携に基づいて、名前、指示、ツール、トリガー、さらにはサブエージェントまで設定します。.
マルチエージェントシステム
マルチエージェントシステムとは、専門化した複数の AI エージェントがそれぞれ特定の業務や領域を担当し、連携して動く構成のことです。1 つのエージェントだけでは安定して扱いきれない問題を解けるように調整されています。.
人への引き継ぎ
人への引き継ぎとは、お客様に関わることには必ず人を介在させるという Macha の原則です。最も具体的な形は、対話型チャットで書き込み操作の直前にエージェントを一時停止させる確認ゲートと、難しい案件をチームに回すエスカレーションの型です。.
アイデアを実装に
Macha は既に運用中のヘルプデスク (Zendesk、Freshdesk、Front、Intercom、Gorgias) の上に載る AI エージェント層です。
トライアルを開始